比較的行きやすい場所ということもあり、町田市民文学館ことばらんどにはよく行くのですが、 ここ、かなり面白いイベントが多いんですよね。 今回行ってきたのは「堀辰雄 しあわせのヒント」。 「風立ちぬ」で有名な作家ですが、正直 …
続きを読む志乃ちゃんは自分の名前が言えない [ 押見修造 ] 一冊で完結していますので、必ずあとがきまで読んで欲しい漫画です。 作者は「惡の華」「血の轍」等で有名な押見修造。 先生に指されても、クラスメイトに話しかけられても、 ど …
続きを読むしき (河出文庫) [ 町屋 良平 ] 三人称青春群像劇、と括ることは可能なのでしょうが、 きっとその括りからイメージされるものと本作はかなり趣が異なると思います。 三人称視点で語られる、高校生たちの距離感と自己同一性を …
続きを読む悟浄出立 (新潮文庫) [ 万城目 学 ] 中国の故事や物語に対し、現代の作家がスピンオフを書いたのが本書です。 翻案や現代語訳ではなく、スピンオフというところがポイント。 元となった作品は、日本人にとっては 細部まで知 …
続きを読むいとへん (フィールコミックス) [ 宇仁田ゆみ ] 「うさぎドロップ」で有名な宇仁田ゆみの作品。 この一冊で完結しています。 私はいわゆる中年ですが、現役の週刊少年ジャンプ読者です。 ただ、漫画というもの自体が大好きな …
続きを読む八月の御所グラウンド [ 万城目 学 ] 直木賞受賞作。 代表作「鴨川ホルモー」等の著者が得意とする京都を舞台にした大学生の青春小説、ではあります。 とはいえ、そこに不思議な要素が巧みに織り込まれるのがこの著者の真骨頂。 …
続きを読むNew Manual [ 町田 康 ] ファッションブランド「New Manual」と文芸誌「群像」のコラボレーションであった 連載をまとめたもの。 執筆陣は町田康、北方謙三、等々ビッグネーム揃いです。 一応、ファッショ …
続きを読む町田市民文学館ことばらんどにて開催されている「曽我部恵一展」に行ってきました。 曽我部恵一さんといえば、私のような40代のロック好きにとっては、 まさに憧れのスター。 学生時代、サニーデイ・サービスを夢中で聴いて、 その …
続きを読む東京の子 (角川文庫) [ 藤井 太洋 ] 新設された大学、 革新的な奨学金の労働に関する制度。 何やら昨今の世の中を思い浮かべてしまう、藤井大洋による小説。 パラレルな東京で繰り広げられる事態は、 政治的にも経済的にも …
続きを読む【中古】 さとるのじてんしゃ 創作幼年童話選7/大石真(著者),北田卓史 挿絵の表情の豊かさ、服の模様、見れば見るほど魅力があります。 やっぱり北田卓史さんの絵、素敵ですよね。 物語には、子供ならではの無茶や邪心が書かれ …
続きを読むリリアン [ 岸 政彦 ] 社会学者 岸政彦の小説。 こういう言い方は著者に対して失礼にあたるかもしれませんが、 どうして記しておきたいのはこの小説が学者の片手間なんて範疇にはないということ。 しっかりと純文学として面白 …
続きを読む海岸通り [ 坂崎 かおる ] 坂崎かおるによる芥川賞候補作。 読む前は限られた舞台設定で繰り広げられるのかと思っていましたが、 そこから小説は大きな広がりを示唆します。 文字通りに海を超えるようなものを感じさせながら、 …
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